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入ったところから出てこないのが怖い

冗談もどき
04 /26 2017
いや、なにね、久しぶりに小説ではない本を読もうと思ってさ。

知ってるようで知らない古事記、
を読んだわけではなく、それに関する解説とかを読んでた。

で、当然有名なこの部分について言及しない解説もないわけで。

「我が身は、成り成りて成り余れる処一処在り。故(かれ)、此の吾が身の成り余れる処を以ちて、汝が身の成り合はざる処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむと以為(おも)ふ。生むこと奈何」とのりたまへば、伊邪那美命、「然(しか)善けむ」と答曰へたまひき。

で、ふと思ったんだ。
まずさ、兄ちゃんのイザナギが「あんたの体ってどうなってんの?」と問い
妹のイザナミは「アタシどこも完全なんだけどさ、一箇所足りないのよ~」
で、兄ちゃんは「オイラどこも完全だけど、一箇所余ってるから、それで塞ごうぜ」
って、そもそもヘンだよね。

男は余ってるのが表に出てるから分かりやすいけど
女は足りないところが自分じゃ見えないはずなんだよ。
穴なら鼻だって耳だって水戸さんだってあるわけでさ
なにゆえイザナミはそこだけを足りないと言ったのか。
常日頃使ってないから、用事もなさそうで「いらないもの」だと思ったとか?
う~ん・・・・
考えたって分かるわきゃあないわな、
要するに「した」から国が生まれたと、ふむ。

ところでこの「成りて成りて」の言葉の掛け合い表現は
中国の「洞玄子」を参考にしているフシがあるそうな。

はて、「洞玄子」とはなんだろね。
で、調べてみたら、これがびっくりだったんだな。
インドにさ「カーマ・スートラ」ってあるでしょ、
あれと同じような「how to make love」の書物でさ
いやぁ、真面目などなたかが日本語訳をネットに掲載しているので
ご興味のある方は読むがよろしいです。

で、それを読んでみると、古事記のほうがはるかにユーモラスで
面白い表現なんじゃなかろうかと思いましたです、はい。
国民性なのかもしれないね~
日本人って大昔から性におおらかなところあるもんねぇ。

あ、ちょっと怖い想像しちゃったんだけどさ、
夜中だし書いちゃおうかな。
たとえばさ「する」じゃない、で、妊娠する。
普通は、入れたところから、出てくるわけよ、結果できあがったものがさ。

でもよ、でもよ、
入れてもいないところから、結果できあがったものが
生まれちゃったらどうなるの?
たとえば口とか。
耳の穴とか。

産むところ、生まれるところを想像してみると
もはや恐怖で顔が引きつりそうになるよ。
X-ファイルの世界だわよ。

そういえば仏陀さんはわきの下から生まれたんだよね。
・・・・彼って宇宙人だったの?

ああ、夜中にブログを書くとこうなるんだわ、よくわかりました。
また書こうっと。゚(゚^∀^゚)σ。゚
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祖父母たちと娘

こころ
04 /26 2017
私の母は小さい子供と遊ぶのがとにかく上手かった。
彼女は小さかったうちの娘と歩くときには手をつないで、
大声で歌を歌いながら歩いた。
歌はときどき替え歌になり、身振りつきの踊りになったりする。
娘も一緒に踊ったり歌ったりして、笑い声があたりに響いた。
もはやどっちが大人か子供か分からないくらい楽しそうに見えた。
娘の口に合う料理を好んでつくりもしたので、
娘はこの点でも喜び、この祖母を大好きだった。
大人で保護者で、大きくて面白いお友達として。

夫の母は兄弟姉妹が多かったので
子供の扱いがさぞや上手いだろうと思っていたが、さにあらず
彼女は娘と遊ぶことはせず、ただただ面倒を見る人だった。
ごはんを食べさせたり、背中におんぶして買い物に行ったり、
洋服やおもちゃを買ってくれたり、お小遣いをくれたりする。
娘はついて行くし、ありがとうと言う。
けれども、一緒になって笑い転げて遊ぶような状況にはならないので
娘はこの祖母を保護者として見た。

夫の父もまた子供に対して保護者として接する方法しかとらない人だ。
その方法しか知らないのだろうと思うし、
それ以外の方法があるのを知らないのかもしれない。
いろいろと大きなプレゼントをもらったにもかかわらず
娘はこの祖父にも深い感情は持っていないらしい。

私の父は性格的に非常に大きな問題があったが
犬や子供と言った無邪気な生き物が大好きだったので
これも子犬と遊ぶように娘と遊ぶタイプだった。
子犬が遊ぶのを眺めるように娘を眺めては面白がり、からかい、
可愛い可愛いと言葉に出した。
甘やかされて甘えた娘は当然この祖父を好きだった。

私の父は娘が中学時代に死に、
それとほぼ同時に母は認知症になった。
娘はわずか十数年ほどの記憶の中のふたりを
いまも大好きだという。
「結婚式には、ママのほうのおじいちゃん、おばあちゃんなら来て欲しかった」

夫の両親は娘のこの感情を知れば、深く傷つくだろう。
彼らは彼らなりに娘を大切にしてくれた。
ふたりの生き方は真面目で、忍耐と抑制が効き、
表から見えない底には穏やかな思いやりが流れている。
この見えない部分が、表に出てくれれば
娘も彼らをもっと理解してくれるのだろうに。

感情を素直に表出して、子供のようにふざけることの出来た私の親は
怒りの感情も抑制せず、怒髪天の勢いで火をも吹いた。
ふたりの子供である私は、親の怒りや憎しみ感情の被害をもろに被って、
精神的な深手を負った。
孫である娘は彼らの深刻なマイナス面を知らぬままに済んだからこそ
彼らを好きだと言い続けられる。

幸せな子だ。