夏休み4日目、娘ととうちゃんのデート

娘の結婚
08 /14 2017
先日娘が彼氏と夕方から行った焼肉、
そこは彼の兄弟のおうちで、なんとそこには彼のご両親とおばあ様まで
揃っていたそうだ。

彼自身がどこまでそれを知っていたのか判然しないのだけど
行き先こそ知ってはいたものの
お身内がそこまで集っているとは知らない娘、
さすがにびっくりしちゃったらしい。

サプライズって言うわけではなく、ただみんなで楽しく焼肉を食べて
めでたしめでたしだった・・・・・

なのにさ、この話を娘から聞かされたとき
寂しいのだか、悔しいのだか、どうにも複雑な感情がわきあがってきたんだ。
これは決していい感情じゃなくて、
これを膨らませたり、心の中心に持ってきたりしちゃいけないんだって
理性を働かせて大人の対応をしなきゃならないんだって思った。

これはどういう感情かを少々真剣に分析してみると
まずね、
私たち夫婦の娘が、私たちのまったく知らない場所で、
私たち夫婦のよく知らない人々の間に
新たな家族として迎え入れられていることの違和感。
この違和感は、理性とあきらめで大人しくしているけれども
不快感と結びついているのが正直なところ。

生まれたときから娘を家族にしてきたのは私たちだったのに
それがよそ様に持っていかれたという気持ち、
これは大事なものをとられた感情で怒りと近い。

けれども私たち夫婦は娘の結婚を許したのだし
娘を祝福し、その人生を尊重するべき責務があるので
結婚相手の家族と今回のような状況になるのを
怒ったり皮肉ったりしてはいけない。
そのために私たち親は娘の話を笑顔で聞き
喜んでやらなければいけない。

私には何とかそれが出来た。
「人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである。
彼らはもはや、ふたりではなく一体である。
だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」
聖書に書いてあるなら従わないわけにはいかないじゃない、
だからこの複雑な感情を征服しなくちゃいかんのよ。

でもねぇ、とうちゃんはクリスチャンじゃないし、
聖書を読んだこともないからね
当たり前の父親として今回はつらかったみたいで
娘が話している途中で、さっさと二階に上がっちゃった。
聞きたくなかったのだろうし、冷静でいられる自信もなかったのかもしれないね。

で、それが昨晩の話。
今日、娘ととうちゃんは連れ立って「もんじゃ焼き」を食べに行った。
それから地元の温泉施設にも寄って来るのだそうだ。
とうちゃんはそれが、娘の思いやりだってことに気づいているのかしらん。

私が入院のときには常にとうちゃんが一生懸命娘を守り育てていたから
とうちゃんは立派なイクメンだったといってあげよう。
とうちゃんは、この25年間、娘を一度も叱った事が無いくらい
娘を大事に思ってきた。
娘はだからとうちゃんに懐いてなついて、
いまもとうちゃんが大好きなまま、結婚しようとしている。
彼のところに行きたい気持ちと、とうちゃんや我が家と離れたくない気持ちと
娘の心もいま、少しだけ波立っているらしい。
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